三角屋根の内部には瞑想室があった!那須高原 ピラミッド温泉

栃木県の那須高原と言えば、涼しくておしゃれなリゾート地というイメージですよね。
しかしその那須高原にピラミッドをテーマにした温泉があるのはご存じでしたでしょうか。

今回は高原リゾート地に突如現れた謎のピラミッドについて迫りたいと思います!

いきなり神々の怒りに触れたようなおどろおどろしい写真になってしまいましたが、こちらがピラミッド温泉の外観です。
ピラミッドは金色に輝いており、雰囲気満点です!
スフィンクスをくぐり、いよいよ館内へ。

しかし内部は以外と普通でした…!
一昔前のホテルといった雰囲気で、ブレスレットや鉢植えなどのあまりエジプトに関係なさそうなお土産コーナーも。
ただ大浴場までの廊下がちょっとすごいことに!

ショーケースの中に展示物がたくさん!

黄金の鳥や珍しい形の木など、御利益がありそうなオブジェがたくさん並んでいます。

そんな中で異彩を放っていたのが、こちらの豚バラ肉似の石。確かに似てはいますが…!
食べ物に似た石と言えば台湾の故宮博物院に収められているヒスイの白菜とメノウの角煮が有名ですが、この豚バラ肉もなかなかです。
さて、廊下を抜けるといよいよ温泉の入り口なのですが…。

ここでも意外と俗っぽくゲームコーナーが!

しかし壁に目をやるとレリーフや石像などが飾られていて、少しだけエジプトの雰囲気を感じることができます。

中にはこんなちょっと気合いの入ったオブジェも!

だいぶエジプトっぽくなってきたところで、いよいよメインの温泉に入りましょう!
浴室の内部はさすがに写真を撮るわけには行かなかったので、代わりに見取り図を描きました。

内部はこのような感じで、内湯・ミストサウナ・露天風呂・洞窟風呂と4種類のお風呂が楽しめます。お風呂の種類はなかなか豪華です!

しかし実際に入ってみると、非常に残念なことにどのお風呂もとにかくお湯がぬるかったです…!

特に露天風呂と洞窟風呂は屋外にあるにも関わらず、足を入れただけで「これは入るべきではないな…」と諦めてしまうぬるさ。
ミストサウナもぬるい足湯に浸かりながらぬるいミストを浴びるという代物で、これも早々にギブアップしてしまいました。
その中で唯一温かかったのが内湯で、お湯が流れてくる上流の方は太陽の王国エジプトのエネルギーが感じられるような力強い湯温でした。
しかも内湯には特別な石柱が立っており、その石柱のエネルギーがお湯に溶け出して体にとにかくすごい効果をもたらす、との説明書きがありました。そこまで言うのならきっとそうなのでしょう。

このような感じで肝心のお風呂が残念なことになってしまったピラミッド温泉ですが、その汚名を返上しかねないとんでもないものが2階にありました!

お風呂から出た後にロビーの端の方に目をやると、2階へ続いているような階段が。
しかし入り口にはがはられており、なにやら物々しい雰囲気でした。
受付の方に聞いてみると、2階には瞑想室があり、一人600円ほど払うと利用できるとのこと。
瞑想室はさらにパワーに満ちた部屋とのことだったので、せっかくなので行ってみることにしました。

こちらがその瞑想室です!
ご覧の通り、ピラミッドの三角屋根の内部そのままの形です。

部屋の中央には、立派な石英のような石とそれを取り囲む金色の木彫りのオブジェが!

ちなみにこの瞑想室は浴室の真上にあり、内湯にあった石柱の真上にこのオブジェがあるとのことです。そんな石柱なら確かにパワーがありそう!

他にもなにやらパワーがもらえそうな調度品が並んでいました。

このようにパワーに満ちあふれた部屋でしたので、せっかくなので瞑想していくことにしました!
といっても瞑想なんてしたことなかったので、受付の方に瞑想のやり方を聞いてみました。
すると、特に決まったやり方はないので床に寝転んで目を閉じたりしていればいいとのこと。
部屋には毛布やクッションもあり、自由に使って良いとのことでした。

…そんな感じで我流ながら1時間ほど仮眠瞑想をしたところ、心持ち気持ちがすっきりしたような気がしました。

そんなこんなで体と心をほかほかにしてピラミッド温泉を出ると、スフィンクスの後ろにこんなメッセージが。
確かに何かのパワーはいただけたような気がしました!

お風呂は今ひとつでしたが、パワーに満ちあふれた瞑想室には一度足を踏み入れてみても良いのではないでしょうか!

ピラミッド温泉
<日帰り入浴料金> 大人 平日550円 土日祝650円
<公式サイト>http://www.pyramid-onsen.com/

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mikko みっこ

大学の卒業論文で遊園地について書くほど遊園地が好き!珍スポット、レトロスポットも大好き!「永原さくら」という名前で、アニメソング・ゲームソングの作詞をしています。

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