4人のマニアで90年代ギャル雑誌を読んだら・・・未来が見えた!!

チョベリグ!!mikkoです!!

 

あぁ~~~90年代のギャル雑誌が大好き!

副会長を務める謎フード公安委員会の生放送でも「ギャル雑誌で振り返る90年代フード事情」という番組をやっちゃいました!

90年代の街やカルチャーを全力で楽しんでいる様子に惹かれ、ネットオークション等で90年代のギャル雑誌(主にegg)を集めています(*´Д`)

が!正直なところ、一人で楽しんでいる限り新たな発見が難しくなってしまった!!

そんな時ふと思ったのです。

他の人と一緒に楽しめば、新たな視点で90年代のギャル雑誌を見ることができるのでは・・・!?

 

そーれっ!!マニア召喚!!

 ※写真撮影時のみマスクを外しました

 

左から

ジェリーわたなべさん・・・謎フード公安委員会の激辛担当。能楽稽古マニア。いけない映画ファン。note

恵美さん・・・書道講師。硯コレクター。 Twitter

mikko・・・遊園地マニア。珍スポットマニア。謎フード公安委員会副会長。

milfordさん・・・遊園地好き。都市探訪好き。

 

ちなみに、milfordさん以外の3人は「マニアフェスタ」というイベントに関わっています!

 

都内の会議室を借りて、mikkoが持っている90年代のギャル雑誌をずら~っと並べてみました!(ギャル雑誌じゃないoliveなんかもありますよ~♪)

 

更に!ギャル雑誌以外にもこんな本・新聞が並びました!

 

左上:90年代~2000年に発行されたサブカル本(ジェリーわたなべさん提供)

左下:明治時代の教科書(ジェリーわたなべさん提供)

真ん中:90年代に発行されたホラー映画の本と、90年代に発行されたレトロな場所のガイドブック(どちらもジェリーわたなべさん提供)

右端:1992年発行の「首都圏の遊園地」(369days所蔵)

9.11を報じた新聞など、歴史的な資料も・・・!(ジェリーわたなべさん提供)

 

4人でこれらの雑誌を読み、最後に自分が気になった記事を発表し合いましょ~~!!

なんだか学校の授業みたいだな。全国の学校の先生、いかがでしょうか? 90年代のギャル雑誌出前しますよ!!(^_-)-☆

 

白手袋を付けて真剣に雑誌を読み込むみなさん・・・

 

タイムアーーーーップ! さぁ、それぞれ気になった記事を発表してください!!

 

(※著作権に配慮し、写真は表紙のみ公開させていただきます!中が見たい方はmikkoに出前を依頼しよう!!)

 

■ジェリーわたなべさん

(謎フード公安委員会の激辛担当。能楽稽古マニア。いけない映画ファン。)

egg 1996年9月号

ジェリーわたなべ「映画紹介のページで、グログログチャグッチャ映画として世間を騒がした『ネクロマンティック』が紹介されています!ギャルがこの映画を見てどう感じたのでしょうか!?」

mikko「さすが、いけない映画ファンのジェリーさんならではの視点!90年代カルトブームの影響がeggにも!」

 

egg 1997年12月号

ジェリーわたなべ「ストリートスナップに出ているギャル達の一言が衝撃的です!『鼻の穴に指を入れるのがマイブーム』『人の耳かきが趣味なんです』」

mikko「今だったらすぐSNSで拡散されそうでちょっと恥ずかしいですよね~(笑)」

 

egg 1998年9月号

ジェリーわたなべ「『パンスト天国』っていうモデルがパンストを被って引っ張られた変顔の特集が・・・」

mikko「eggといえばこういうおバカ企画ですね!」

 

ジェリーわたなべ「あと、eggモデルのボイスでラップできちゃうという謎の玩具『ファンキースクラッチ・eggバージョン』の広告が気になります!」

mikko「ファンキースクラッチといえば、ユージンから90年代に発売されたDJのターンテーブルをイメージした玩具!eggバージョンでは『パじゃないっス!』『ヤッホーイ!』などのボイスで遊べたようですね!ちなみにファンキースクラッチには志村けんのバカ殿様バージョン、パイレーツバージョン(だっちゅ~の)なんかもあったそうです・・・」

 

そんな『ファンキースクラッチ・eggバージョン』ですが、2021年に新宿東急ハンズで開催されたイベント【すーぱーレトロEXPO】で、平成レトロなスケルトン商品のひとつとして実物が展示されていました!ぬおおおーーーー欲しい!!

 

 

egg 1998年11月号

ジェリーわたなべ「こちらも広告ですが・・・舐めながらボタンを押すと舐めている人の頭の中にだけ音楽が響くキャンディ『サイレントシャウト』がすごいですね!骨伝導か~!」

mikko「バンダイから出ていた玩具で、音楽のリミックスもできたみたい。こちらも90年代らしいユニークな玩具ですね!」

 

■恵美さん

(書道講師。硯コレクター。)

egg 1997年6月号

恵美「『PHSオリジナルデザイン企画』!PHSをデザインして、入賞した3名にはそのデザインのPHSがプレゼントされるという企画です。」

mikko「さすが書道講師の恵美さん、芸術的な視点です!PHSというのが時代を感じますよね~。eggはイラストレーター、カメラマン、歌手などの才能ある女子高生を発掘していました。ここからデザイナーになった人もいるかも!?」

 

egg 1999年2月号

恵美「こんなオシャレな表紙なのに、eggモデルの古着などを読者に販売するフリマ企画が掲載されています!」

mikko「この時代はメルカリもないので、雑誌上で売買されていたんですね(^^;)ちなみにこのオシャレな表紙は、俳優の山田孝之さんのお姉さん・SAYUKIさんです!カワイイ!」

 

■milfordさん

(遊園地好き。都市探訪好き。)

egg 1998年6月号

milford「裏表紙を見てください」

milford「この上で手紙でも書いたのでしょうか・・・ギャル文字らしき痕跡が残っています」

mikko「えー!!今まで全然気づかなかった!!前の持ち主の青春の痕跡が・・・!」

 

egg 1996年9月号

milford「先ほどジェリーさんはこの号の『ネクロマンティック』が気になったとのことですが、僕は『ねこたま』が載っているのが激アツだと思いました!内部の写真がたくさん・・・!『ねこたま』ってあまりネット上に情報がないのです・・・」

mikko「説明しよう!『ねこたま』とは、1995年から2006年まで二子玉川にあった、ねこと触れ合えるテーマパーク。隣には伝説の遊園地・ナムコワンダーエッグがあったのだ!この他の号にも遊園地やテーマパークの情報がいっぱい載っていますよ!」

 

 

■mikko

(遊園地マニア。珍スポットマニア。)

ルームパラダイス!(Happie 1999年10月増刊号)

mikko「ギャルによるギャルのためのお部屋つくりの本。みんなのお部屋や雑貨のお店が載っているのですが、手作り雑貨のコーナーに衝撃の内容が・・・

とあるギャルが提案する手作り雑貨は『ペットボトルとクリアーヒモで作る小物入れ』!まさか空のペットボトルを切って小物入れを作るとは・・・

お金が無い中で試行錯誤して楽しむところが当時のギャルらしくて良いですね!」

 

egg 1998年4月号

mikko「この号には千葉県市川市をギャルが案内する『市川ジモティーズ』という企画が載っているのですが・・・ニッケコルトンプラザにかつてあったSEGAの屋内遊園地『市川ガルボ』が紹介されているのですよ~!市川の高校生のたまり場になっていたようで・・・あ~行きたかった~!」

milford「90年代屋内遊園地が大好きなmikkoさん、今でもニッケコルトンプラザに行く度に『ガルボ~~!!』って騒いでますからね・・・」

 

 

mikko「ガルボ~~~~!!(egg 2000年3月号の表紙みたいな顔になりながら)」

 

 

匿名希望さん「しかし、eggって全体的にアダルトな記事が多いですね・・・!読者アンケートもすごい・・・『彼氏の×××のことを何て呼んでますか?』っていう質問が付いてる・・・!」

mikko「そうなんですよ・・・!でもね~、よくよく読むと『援助交際はやめよう!』『自分の身体を守ろう!』的な記事もあって。ハジけすぎていた当時の女子高生のためにできることをegg編集部は試行錯誤していたんだと思います。」

匿名希望さん「egg、深い・・・!」

 

というわけで、4人のマニアで90年代のギャル雑誌を読んだら・・・

それぞれのマニアらしい視点から新しい発見をすることができました!!

私が集めてきた雑誌なのに、これまで全く気付かなかった内容ばかりでしたよ・・・!

 

『90年代ギャル雑誌』という狭いジャンルからもこんなに新しい発見することができるのだ。

無限に広がるこの世の中には、一体どれほど面白いことが転がっているんだろう・・・

色々な発見をするために、色々なもののマニアになって、アンテナを張り巡らせていくのじゃー!!

そんな未来を見ることができた会だったのでした。

 

最後に参加者の3名から感想をお寄せいただきました!!

 

ジェリーわたなべさん

「1995年日本公開映画『マスク』の、このセリフ以外ないでしょう!」

(煙がモクモク出ちゃうほど、ホットなイベントだったぜ!)

イラスト:ジェリーわたなべさん

 

恵美さん

「当時の波のような強さ、でもすぐに消えてしまいそうな危うさがある、特別な時代感を思いました!」

書:恵美さん

 

milfordさん

「普段出会わない世界に触れられて楽しかったです!」

 

 

みなさん、ありがとうございました!

これからも90年代ギャル雑誌のような OUT OF CONTROL! な日々を送りましょう~~~!!!

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遊園地だいすきユニット 369days みるくでいず について

遊園地やメリーゴーランドがだいすきなmikkoとmilfordのユニット。
「遊園地は大人になってからがおもしろい!」をコンセプトに、書籍、公式サイト、フリーペーパー「ゆうえんちdays」、メディアなどを通じて遊園地の魅力やおでかけスポットを紹介しています。

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mikko みっこ

大学の卒業論文で遊園地について書くほど遊園地が好き!珍スポット、レトロスポットも大好き!「永原さくら」という名前で、アニメソング・ゲームソングの作詞をしています。

milford みるふぉーど

遊園地や旅行で街を巡ること、猫、片付けが好き!