「海の遊園地に行きました!」・・・と聞くと、海沿いや、海をテーマにした遊園地を想像しますよね。
海が見える遊園地も素敵ですが、もっと海を感じられる、周り全部を海に囲まれた遊園地があったら素敵だと思いませんか…?
実は、360°を海に囲まれてアトラクションを楽しめる、おとぎ話みたいな場所が瀬戸内海にあるんです!
その場所は…なんとフェリー!
今回は「海を走る遊園地」のように楽しい4隻の船をご紹介します!
目次
岡山・高松から小豆島へ!
「海の遊園地」みたいに楽しいフェリーで行こう!
瀬戸内海に浮かぶ美しい島、小豆島。
今回ご紹介する船は、その小豆島へ行く航路で乗ることができます!
4隻のうち2隻は国際両備フェリーが運行する「高松港~小豆島池田港」航路に就航。
残りの2隻は同じく国際両備フェリーの「新岡山港~小豆島土庄港」航路に就航しています。
国際両備フェリーが運行する4隻の船はどれも遊園地のように楽しい船になっていて、船のテーマに合わせていろいろなアトラクションを楽しむことができるんです♪
ゾウのメリーゴーランドに乗れる!
「しまぞう(第十一こくさい丸)」
まずご紹介するのは、高松港~小豆島池田港を運航する「第十一こくさい丸」。「しまぞう」の愛称がついていて、ゾウがテーマになっています!
デッキに上がると、大きなゾウが!
そしてなんと、ゾウのメリーゴーランドがあります!
瀬戸内海を360°見渡しながらゾウのメリーゴーランドに乗れるのはここだけ。
1回たったの100円で、大人も乗れます!
デッキだけでなく、案内板や座席などいろいろなところにゾウのモチーフがある可愛い船です。
チャギントンのミニトレインに乗れる!
「おりんぴあどりーむせと」
続いてご紹介するのは、新岡山港~小豆島土庄港を運航する「おりんぴあどりーむせと」。
こちらではチャギントンのウィルソンをモチーフにしたミニトレインに乗ることができます!
瀬戸内海を進む船に乗っているだけでも楽しいのに、その上でミニトレインに乗れるなんて!
海の上なので、空がとっても広く感じられます!季節や時間帯で変わる空模様にも注目です!
瀬戸内海は波が穏やかなので、ミニトレインの乗り心地もフェリーの上とは思えないほど安定していました。
乗車料金は1乗車(2周)200円。乗車券は船内2Fの売店で購入できます。乗車券の販売時間とミニトレインの運行時間が決まっているので(2024年10月時点)、乗船後に売店で確認するのがおすすめです。
「おりんぴあどりーむせと」は2019年に就航した船で、「海を走る遊園地」をコンセプトにした楽しい船!すべり台やブランコといった遊具もあり、ミニトレインに乗っていない時間も思い切り遊ぶことができます。
船内の売店ではきつねうどんも販売しています。程よい硬さの麺、優しい味わいの出汁・・・ 海風で少し冷えた身体があたたまります!
パンダの遊具やシーソーに乗れる!
「パンダ(第一こくさい丸)」
3隻目は高松港~小豆島池田港を運航する「第一こくさい丸」。「パンダ」の愛称がついています。
煙突部分の大きなパンダが可愛いこちらの船には、パンダのスプリング遊具とシーソーがあります!
大人ももちろん遊べます!
夜に乗った際には、酔っぱらった方もワイワイと楽しそうに遊んでいました(笑)
メリーゴーランドやミニトレインも楽しいですが・・・公園にあるようなこちらの遊具で身体を動かすのもとっても楽しい!
メリーゴーランドに乗れる!
「おりんぴあどりーむ」
最後にご紹介するのは、新岡山港~小豆島土庄港を運航する「おりんぴあどりーむ」。1964年の東京オリンピック開催日に就航した歴史ある船です。
こちらの船には、かわいい馬に乗れるメリーゴーランドがあります!
2019年にリニューアルした際にメリーゴーランドが設置され、滑り台やボルダリングもあるそうです。
この日は運航日ではなかったため残念ながら乗船することができませんでしたが、新岡山港で停泊している姿を見ることができました。
次は「おりんぴあどりーむ」でも遊びたいです!
フェリーに乗ったあとは…
小豆島観光も楽しもう!
ここまで4隻の楽しい船をご紹介しましたが、フェリーで行くことができる小豆島も見どころがいっぱいす!
道の駅 小豆島オリーブ公園
小豆島といえばオリーブの栽培で有名。オリーブ畑にはフォトジェニックなスポットがたくさんあります!
オリーブ公園ではほうきをレンタルすることができ、このギリシャ風車の前でジャンプすると・・・
ほうきに乗って飛んでいるような写真を撮ることができました!
映画『魔女の宅急便』のロケセットがそのまま使われた雑貨コリコ。
お店はすごく可愛いし、並んでいる商品も素敵でずっとここにいたくなりました・・・!
二十四の瞳映画村
映画「二十四の瞳」のロケ用オープンセットを改築した映画村。
レトロな景色の中にキネマのギャラリー、映画館、海洋堂のフィギュアギャラリーなどが並びます。
村内の「さぬきうどん瀬戸屋」でいただいたオリーブレモンうどん。爽やかで絶品でした!
二十四の瞳映画村へは、オリーブ・ナビ桟橋から渡し舟が出ています!
とても気持ちの良い渡し船。
バス停も近くにあります。バス停の椅子はなんと醤油樽!
世界で一番狭い海峡!土渕海峡
小豆島には「世界で一番狭い海峡」としてギネス認定されている土渕海峡があります。
最も狭いところは9.93メートル!
土渕海峡の近くには、複雑に入り組んだ街並み「迷路のまち」もあります。
海賊から島民の生活を守るためや、海風から建物や日常生活を守るためにこのような街並みになったといわれています。
妖怪美術館
現代の妖怪が世界中から800体以上も集まる「妖怪美術館」もありました!
今回は時間の都合で見ることができませんでしたが、入口から面白そう・・・!
土庄港観光センターの醤油シェイク
醤油が名産の小豆島は、世界で最も醤油の「木桶」が密集する場所。
そんな小豆島ならではの謎フード「醤油シェイク」です!
みたらし団子のタレのような優しい味わいで美味しいですよ♪
「海の遊園地」で小豆島に行こう!
小豆島を観光するだけでも楽しいのに、小豆島への行き帰りの船もまるで遊園地のような楽しさでした!
小豆島へのフェリーの所要時間は、高松港からも新岡山港からも約1時間。気軽に海の遊園地を楽しむことができますね!
余談ですが、この日は少しでも多く船に乗るために、1日に2回小豆島へ行きました(笑)
①高松港~小豆島池田港(しまぞう)
②小豆島土庄港~新岡山港(おりんぴあどりーむせと)
③新岡山港~小豆島土庄港(おりんぴあどりーむせと)
④小豆島池田港~高松港(ぱんだ)
楽しいフェリーに乗り、小豆島でものんびり観光を楽しむことができ大充実の1日となりました。
みなさんもぜひ、国際両備フェリーでの船旅と小豆島を楽しんでみてください!
※今回ご紹介した船舶・アトラクションは運行日・運航便が限られる場合があります。また気象条件などによりアトラクションが運行されない場合もあります。詳細は国際両備フェリーの公式サイトをご確認ください。