今回は岐阜市街を散策した際に訪れた、柳ヶ瀬商店街と公園の丸窓電車についてご紹介します!
前回の記事(岐阜駅前の穴場な無料展望台「岐阜シティ・タワー43」へ行ってきた!)で岐阜市を空から満喫した後は、岐阜市街のちょっと昔の雰囲気が残るスポットを歩いて散策しました。
まず向かったのは岐阜市の繁華街である柳ヶ瀬(やながせ)です。
岐阜駅から柳ヶ瀬までは700mほどありますが、柳ヶ瀬に通じる長良橋通りには立派な高いアーケードが続いており、開放感のある快適な通りでした。
また歩道の地面に「柳ヶ瀬まであと○m」の表示があったり、街中に地図がたくさんあったりと、案内の充実した歩きやすい街だと感じました。
岐阜駅からゆっくり歩いて15分ほどで柳ヶ瀬に到着です!
商店街へ入ると鯉のぼりが天井で涼しげに泳いでいました。
柳ヶ瀬商店街の非公式イメージキャラクターだった「やなな」の垂れ幕やイラストなども各所にありました。
引退から2ヶ月ほど経ってもなお親しまれているようです。
高島屋のそばにはかわいらしいからくり時計もありました。
近年は相次ぐ百貨店の撤退や路面電車の廃止などで勢いを失いつつあった柳ヶ瀬ですが、やななの活躍や高島屋のリニューアル、ドン・キホーテの出店などで客足が戻りつつあるそうです。
実際に訪れるまでは「寂れた商店街」のイメージが強かった柳ヶ瀬ですが、訪れてみると予想以上に繁華街の規模も大きく人通りもあり、ポテンシャルはまだまだあると感じました。
さて次は、柳ヶ瀬のすぐそばで出会えるかわいい丸窓電車についてご紹介します!
高島屋から南に200mほど歩くと、街中に「金(こがね)公園」という公園があります。
なんとなく訪れた公園でしたが、その中になんと電車がありました。
この電車は岐阜市内で路面電車として走っていたそうで、戸袋部分に丸い窓があることから「丸窓電車」の愛称で親しまれていたそうです。
この窓からどんな岐阜の景色が見えたのでしょうか。
丸みがかった顔や、頭にちょこんと突き出たライトがとってもかわいい!
しかもこの電車、中にも入れるのです!
内装は柔らかいベージュ基調でとっても落ち着きます。
やわらかい日差しが差し込みます。
しかもうれしいことに、運転席にも入ることができます!
レトロな雰囲気がとってもいいですね。
たくさんの人から愛された丸窓電車が廃止されてしまったのは残念ですが、こうして身近に会いに行けるのはうれしいですね!
今回の岐阜市街散策では、開発の最先端である岐阜シティ・タワー43と古くから愛される柳ヶ瀬商店街・丸窓電車を訪ねましたが、どちらもとってもすてきな場所でした。
みなさまもぜひ訪れてみて下さい♪
金公園