ニュージーランド旅行記(その11) ウェリントンのウェタ・ケーブで映画の製作現場を見学!

ニュージーランド滞在9日目となる3月24日は、ウェリントンを観光します。

まず訪れたのは、ウェタ社が運営する「ウェタ・ケーブ(Weta Cave)」という施設。
ウェタ社は映画の特殊効果や小道具・ミニチュア制作を行っている会社で、映画『ロード・オブ・ザ・リング』『アバター』『キング・コング(2015)』やTVシリーズ『サンダーバード・アー・ゴー』など多くの作品を手掛けています。
ウェタ・ケーブでは小道具の制作現場や実際に映画で使われたミニチュアを見学するツアーに参加できたり、各作品のグッズを購入することができます。

今回は以下の内容がセットになった「THERE AND BACK AGAIN」というプランを申し込みました。
・ウェリントン市街からウェタ・ケーブまでの往復送迎
・ウェタ紹介ビデオ上映時の優先座席利用権
・「ウェタ・ケーブ ワークショップツアー」への参加(45分)
・「ミニチュアステージツアー:サンダーバード・アー・ゴー」への参加(45分)

送迎バスはウェリントンの観光案内所 i-SITEの近くから出発します。

ウェタ社のマークがついたバスに乗り込みます。
社名になっている「ウェタ」というのは実は虫の名前で、上のイラストのようなニュージーランド固有のバッタの仲間です。

i-SITEからウェタ・ケーブまでは20分ほど。途中の山にはハリウッドっぽく「WELLINGTON」の看板が。
ドライバーの方がウェタやウェリントンの紹介もしてくれます。
ウェタ・ケーブはウェリントン郊外の住宅街の中にあり、路線バスでも近くまで行くことができるようです。

ウェタ・ケーブに到着!

門をくぐると『ロード・オブ・ザ・リング』に出てきたトロールが出迎えてくれます。
奥の扉はホビットの家のモチーフですね!

まずはこちらのシアターでウェタ社の紹介映像(約30分)を鑑賞します。
『ロード・オブ・ザ・リング』『アバター』『キング・コング(2015)』『第9地区』『ゴーストインザシェル」など、「あっ、これ知ってる!」という映画のシーンがいくつも出てきて面白かったです。
こちらの映像は特にツアーを予約しなくとも無料で観ることができます。

小道具の制作現場に触れられるワークショップツアー

映像を鑑賞した後は、「ウェタ・ケーブ ワークショップツアー」に参加します!

このツアーはウェタ・ケーブでの目玉で、ウェタ社が制作した小道具やミニチュアを見学することができます。
ツアーの雰囲気は以下の紹介ビデオで伝わるのではないでしょうか。

いくつかの部屋を巡るものでしたが、最後の部屋を除いて撮影ができなかったので文章でお伝えします!

『ロード・オブ・ザ・リング』などの撮影で使われた鎧や鎖かたびらなどは一見金属製にしか見えないのですが、役者の負担を減らすため、樹脂で作られているものが多いそうです。
最初はプラスチック感のあったヘルメットが塗装によってどんどん金属っぽくなっていく過程を見ることができました。

また映画で使われたお城のミニチュアや、メカメカしいロボットスーツなどの様々なアイテムほか、実際に小道具を作っている工房をガラス越しに覗くことができたりと、映画ファンならずともワクワクする内容でした!

またウェタ・ケーブのツアーで特徴的なのが、ガイド役の方がとてもフレンドリーなこと。ツアーは英語での案内になりますが、わかりやすい英語で解説してくれました。各場面で質問を受け付けてくれますので、マニアックな質問にも答えてくれるかもしれませんよ!

最後の部屋ではコスチューム制作の方が実演していたり、

等身大のクリーチャーと記念撮影ができたり、

サンダーバード・アー・ゴーの模型があったりしました。

精巧なミニチュアが目の前に!ミニチュアステージツアー

さて、次は『サンダーバード・アー・ゴー』という作品で使われたミニチュアを見学できる「ミニチュアステージツアー:サンダーバード・アー・ゴー」というツアーに参加しました。
『サンダーバード』は人命救助にあたる「国際救助隊」の活躍を描いた人形劇のテレビ番組で、1965年に放送が始まりました。
『サンダーバード・アー・ゴー』は『サンダーバード』のリメイクで、2015年から放送されています。
実は『サンダーバード・アー・ゴー』の製作総指揮をウェタ社の代表の方が務めるなど、ウェタ社と深いかかわりがある作品なのです。
1965年の『サンダーバード』はミニチュアでの特撮を用いたリアルで迫力ある映像が特徴の作品なのですが、『サンダーバード・アー・ゴー』はCGを活用しながらもミニチュアを用いた撮影も取り入れており、『サンダーバード』のリスペクトにあふれた魅力的な作品に仕上がっています。2004年のフルCG映画なんてなかったんや…

個人的に『サンダーバード』が大好きで、リメイク版の『サンダーバード・アー・ゴー』も楽しんで観ていたので、制作の現場を見学できるなんて!ととても楽しみにしていました。

「ミニチュアステージツアー:サンダーバード・アー・ゴー」の会場はウェタ・ケーブから少し離れたところにあるので、バスで移動します。
こちらのツアーも最後の部屋を除いて撮影ができなかったのですが、以下の紹介ムービーで雰囲気が伝わるのではないかと思います。

このように、トレシーアイランドやペネロープ邸、フッドの基地などのミニチュアを間近で見ることができ、「あっ、これ『サンダーバード・アー・ゴー』で見たやつだ!」と大興奮の内容でした!

こちらが最後の部屋の様子です。ツアーはこのような倉庫の中で行われました。

2号のコックピットでバージルと記念撮影ができたり、

巨大なプラントや…

街並みや岩山など、精巧なミニチュアにグッと迫ることができます!

高層ビルの模型

壊れたビル

イメージイラストなども展示されています

『サンダーバード』ファンはもちろん、ミニチュアや模型好きにとってはたまらないツアーでした!

ハイクオリティなグッズがそろうショップ

ツアーを楽しんだ後は、ショップを見て回ります。
特に『ロード・オブ・ザ・リング』関連のグッズが充実しているほか、ウェタのオリジナルグッズもあります。

『サンダーバード・アー・ゴー』のコーナーもありました。

カッコいい剣

作品に関する書籍も充実

30cmほどのフィギュアは約3万円

建物関係もあります

等身大はありそうなゴラムの像も約30万円で購入することができます!

ショップの片隅にはミニミュージアムもあり、無料で入ることができます。

フィギュアがたくさん並んでいたり、

剣やマスクなども展示されています。

ウェタ・ケーブにたっぷり3時間ほど滞在したあと、ウェリントン市街まで送っていただき「THERE AND BACK AGAIN」ツアーが終了しました。

ウェタ・ケーブでは『ロード・オブ・ザ・リング』や『サンダーバード・アー・ゴー』などの作品に興味のある方が楽しめるのはもちろん、美術やクリエーター関係の方も、「創る」ことを突き詰めたウェタの仕事に大きな刺激を受けることができるのではと思います。

ウェタ・ケーブへはふらっと立ち寄ってショップやミニミュージアムを見ることもできますが、ツアーも大充実の内容だと思いますのでぜひ参加してみてください!

ツアーは空きがあれば当日参加もできますが、公式サイトから予約することもできます。

さてウェタ・ケーブを楽しんだ後は、国立博物館へ向かいます!

続きはニュージーランド旅行記(その12) ウェリントンの国立博物館を見学&市街散策をご覧ください!

The Weta Cave

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