ニュージーランド旅行記 その13
ウェリントンのケーブルカーに乗車
&オークランド スカイタワーに登頂!

ニュージーランド滞在10日目はウェリントンのシンボルであるケーブルカーに乗車し、山上にあるケーブルカー博物館や宇宙博物館を見学しました。夕方からはオークランドへ移動し、スカイタワーに登りました。

ウェリントン名物のケーブルカーに乗車!

ウェリントン観光の〆には、名物のケーブルカーに乗車することに。
ケーブルカー乗り場の入り口はラムトン・キーという通り沿いにあります。
案内板の上に小さいケーブルカーが付いてるのがかわいい!(*´▽`*)

案内に従って路地に入ってしばらく歩くとケーブルカー乗り場に到着。駅は現代的な雰囲気。

ケーブルカーは10分ごとに運航しており、営業時間は7時から22時まで。(土日祝は若干短くなります)。
料金は往復で7.5NZDでした。

それではさっそく乗り込みます!

車両も新しく、明るい雰囲気。椅子や柱に木材が使われており、ぬくもりも感じられます。

運転席も現代的。

ケーブルカーは山麓のラムトン・キー(Lambton Quay)駅から山上のケルバーン(Kelburn)駅までの標高差120メートルを5分ほどかけて走ります。
途中、Clifton Terrace、Talavera、Salamanca Universityの3つの駅もあります。

山上のケルバーン駅もガラス張りできれい!

駅の隣には展望台があり、ケーブルカーとウェリントンの街並みを望める絶景スポットになっています。
絵葉書やガイドブックでもおなじみの、ウェリントンを象徴する景色です。

ケルバーン駅での車両からの眺めはこんな感じ。海と街と緑が相まって良い眺めです!

この眺めはぜひ体験していただきたいので、下り運行時の最前席からの眺めを動画でご覧ください!
途中のトンネル内でイルミネーションがあったり、上り列車とのすれ違いがあったり、楽しい路線です。

ケーブルカー博物館で歴史を学ぶ

ケルバーン駅の隣には入場無料のケーブルカー博物館があります。

1902年の開業当初から使用されていた動力車が展示されていました。以前は動力車と客車の2両編成で運行されていたそうです。そういえば冒頭の案内板には2両編成のケーブルカーがあしらわれていましたね。

ウェリントンのケーブルカーは高台にある住宅街ケルバーンと市中心部を結ぶために建設され、1902年に営業を開始しました。
当初は蒸気機関によって巻き上げが行われていましたが、1933年に電気式の機械が導入され、1978年にスイス製の巻き上げシステムへの置き換えが行われました。

1978年のシステム置き換えに伴い、それまで巻き上げ機が置かれていた建物が使われなくなったのですが、実はその建物こそがこのケーブルカー博物館になっています。この建物は取り壊しも検討されていましたが、2000年にケーブルカー博物館として生まれ変わりました。1902年に建てられたこの建物は現在ではニュージーランドの歴史的建造物として登録されています。

1978年まで使われていた巻き上げ機が今でも動く様子を見ることもできます。

近年レストアされた車両も展示されていました。

その他にもケーブルカーの歴史などに関する展示が充実していました。

ミュージアムショップではおしゃれなケーブルカーグッズが充実していたので、ついいろいろ買ってしまいました!
ニュージーランドのお土産屋さんに並んでいる商品は意外と一昔前の雰囲気のものが多く、なかなか良いものが見つからなかったのですが、このミュージアムショップはおしゃれなものが多くあったのでおすすめです!

(上から時計回りに)64分の1ダイキャストモデル、パンフレット(無料)、ファスナーアクセサリー、絵葉書

天文台併設の博物館で宇宙にも触れる

ケーブルカー博物館から少し歩くと、宇宙に関する博物館「スペースプレイス」がありました。

プラネタリウムもあり、南十字星の見つけ方など南半球ならではの星空解説を楽しむことができます。

惑星や科学に関する展示。

こちらは宇宙開発についてのコーナー。

宇宙船のような雰囲気の展示室もありました。

この博物館には現役の天文台に併設されており、星空見学会も開かれているそうです。

近隣には植物園などがあり、のんびり過ごすことができます。

ウェリントンを後にし、オークランドへ!

2泊3日の日程でウェリントンを観光した後は、いよいよニュージーランド最大の都市オークランドへ移動します!

ウェリントンは旅行会社のニュージーランドツアーでは素通りされることが多いようですが、今回訪問してとても良かったです!

再びウェリントン空港にやってきました。
ターミナルビルは新しく、レストランやお土産屋さんが充実しています。

フライト前にマフィンで軽食を取りました。

さようならウェリントン!
ちなみにウェリントンは「ウィンディ・ウェリントン」と呼ばれるほど風が強いことで有名で、離陸の際に飛行機が大きく揺れてちょっと怖かったです(;^ω^)

ウェリントンから飛行機で約1時間、オークランドに到着しました!

到着は夕方でしたが、さっそくオークランドのランドマークであるスカイタワーに登ることに。

スカイタワーは1997年に建てられた高さ328メートルのタワーで、オーストラリアのシドニータワー(309メートル)を抜いて南半球で最も高いタワーです。

186メートル地点にあるメイン展望フロアからは360度の景色が楽しめます。椅子も多くあり、落ち着いて過ごすことができました。

南方向にはアオテア・センターなどが望めます。

北方向には港や中心街を望めます。
人口150万人の都市圏とあって、高層ビルが並んでいます。

ニュージーランドの首都は1841年から1865年まではオークランドでしたが、地理的な理由からその後ウェリントンへ移されました。

スカイタワーには展望室のほか、景色を望めるカフェやレストランもあります。

また高さ220メートルにある屋外デッキを歩く「スカイウォーク」や、192メートル地点から地上に向けてバンジージャンプする「スカイジャンプ」といったアクティビティも楽しめます。さすが商業的なバンジージャンプ発祥の国です…!

スカイタワーに隣接する複合施設「スカイシティ」にはホテルやショッピングモール、カジノも併設されています。

街中を歩いていると、カプセルに乗って上空に放り上げられる「逆バンジー」の施設もありました。

この日の夕食は、シーフードレストラン「オキシデンタル」でいただくことに。

ニュージーランド名物のムール貝をいただきました。身が大きくておいしい!
調理法は焼きか蒸しが選べ、味付けも数種類から選ぶことができます。

カラマリ(イカフライ)もサクサクでおいしかったです!

ウェリントンとオークランドを満喫したこの日も大充実の一日でした。

明日はいよいよ、この度最大の目的地といっても過言ではない、ニュージーランド唯一の遊園地「レインボーズエンド」を訪れます!

続きはニュージーランド旅行記(その14)虹の遊園地「レインボーズ・エンド」を訪問!(前編)をご覧ください!

この記事についてのコメントをお気軽にどうぞ

お寄せいただいたコメントは管理者の承認後に表示されます。

ABOUT

メリーゴーランド&遊園地だいすきユニット 369days みるくでいず について

メリーゴーランドや遊園地がだいすきなmikkoとmilfordのユニット。
「一年を369日分楽しめるように」との思いから、公式サイトやフリーペーパー「屋上とそら」などで津々浦々のおでかけスポットを紹介しています。

お問い合わせメディア出演履歴

mikko みっこ

大学の卒業論文で遊園地について書くほど遊園地が好き!珍スポット、レトロスポットも大好き!「永原さくら」という名前で、アニメソング・ゲームソングの作詞をしています。

milford みるふぉーど

旅行で遊園地や街などを巡ったり、猫、片付け、ランニングが好き。