ニュージーランド滞在9日目の後半はウェリントン市街を散策します!
入館無料の国立博物館「テ・パパ・トンガレワ」
ウェリントンで見逃せないのが国立博物館 テ・パパ・トンガレワ。
「テ・パパ・トンガレワ」はニュージーランドの先住民族であるマオリ族の言葉で「この土地の宝がある場所」を意味するそうです。
6階建ての建物に様々な展示がありますが、これだけの規模にかかわらず入館料はなんと無料なんです!
こちらは生き物に関する展示コーナー。
恐竜や、
ニュージーランドの国鳥キーウィに関する展示も。
こちらは地球科学に関するコーナー。
ニュージーランドも日本と同様地震が多い国なので、地震に関する展示が充実していました。
こちらの小屋は地震体験シミュレーターになっており、中に入ると小屋ごと揺れて地震の揺れを体験することができます。
ウェリントンはニュージーランド内でも地震活動が活発な地域にあるため、地震対策にも力が入れられています。
街中には「Tsunami safe zone」というラインが引かれてあり、津波が発生した場合に避難すべきエリアがわかりやすく示されています。
外来生物の流入防止に力を入れているニュージーランドらしく、
コンテナの積み荷に隠れた外来種を引き出しを開けたりして探すことで、外来種について学べる展示もありました。
その他にもマオリ族に関する展示や、
アートが展示されているコーナーもありました。
訪れた際は企画展として第一次世界大戦中の「ガリポリの戦い」に関する展示が行われていました。
「ガリポリの戦い」はオスマン帝国の領土であったガリポリ半島(現トルコ)を占領しようと、イギリスやニュージーランドなどの連合軍が上陸を試みた戦いで、ニュージーランド軍にとっては初の本格的な海外遠征でした。しかしオスマン帝国の激しい抵抗にあい、連合軍は多くの損害を出し撤退、作戦は失敗しました。
展示室の中には巨大な人形があり、戦争のスケールの大きさを感じることができます。
この人形を制作したのはこの日訪れたばかりのウェタ社だそうで、クオリティの高さにも納得です。
ニュージーランドはあまり戦争とは関わっていなさそうなイメージだったのですが、このような歴史もあったのですね。
第一次世界大戦で特徴的だった、塹壕戦の雰囲気を体感できるコーナーもありました。
入館無料にもかかわらず、丸一日かけても見きれないほど展示が充実していた博物館でした!
ストリートを散策
こちらはウェリントンで最もにぎわう「キューバ・ストリート」です。
「キューバ・ストリートで揃わない物はない」と言われるほど、多種多様なお店が並んでいます。
繁華街を少し離れたエリアには、おしゃれなコーヒーショップが多くありました。
この日の昼食はこちらの「BURGER LIQUOR」というお店でいただくことに。
シンプルなおいしさのバーガーと、揚げたてのポテトが美味しかったです!
お酒の種類も充実していました!
おしゃれなハーバーエリア
海沿いにはおしゃれな飲食店やショップが多く並びます。
こちらは海洋関係の展示を行っているウェリントン博物館。以前倉庫として使われていた建物を利用しているそうです。
街中に街路樹などの緑が多いのも印象的でした。海沿いの公園には灯台のような遊具が!
公園の近くでは、駐車場のスペースを利用して地元のアーティストの作品を販売するマーケットが開かれていました。
首都ならではの重厚な建築も見どころ
写真右側の建物はニュージーランドの国会議事堂です。
左側の円形の建物は執務棟で、その外観から”蜂の巣(Beehive)”と呼ばれて親しまれているそうです。
こちらのギリシャの神殿のような建物はウェリントン駅です。
内部も開放的。
このウェリントン駅からオークランドへ列車で行くこともできますが、所要時間約11時間となかなか長丁場です。
次の日はウェリントンの名物、ケーブルカーに乗車します!
続きはニュージーランド旅行記(その13)ウェリントン ケーブルカー乗車&オークランド スカイタワーをご覧ください!