野辺山SLランド・JR鉄道最高地点に行ってきました!~夏の野辺山散策~

今年の夏も厳しい暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
そんな暑い日はクーラーのついた部屋でひと涼みといきたいところですが、なんと部屋のクーラーが壊れてしまいました(T-T)
それならば天然の涼風を浴びに行こう!ということで、JRで最も標高の高い駅である、長野県の野辺山に避暑に行ってくることにしました!

野辺山駅があるJR小海線は「八ヶ岳高原線」の愛称が付けられており、車窓からは八ヶ岳や白樺の林が見え、さわやかな高原の雰囲気あふれる路線になっています。
まずは小海線の玄関口である小淵沢駅へ。そこから30分ほどで野辺山駅へ到着です!

訪れたのがお盆とあって、野辺山駅はかなりの人で賑わっていました。
野辺山駅のホームにはJRで最も高いところにある駅であることを示す、標高1345.67mの標識が立っています。
ちなみに普通鉄道以外の駅を含めると立山トンネルトロリーバスの室堂駅 (2450m)が、ロープウェイも含めると駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅 (2611.5m)が最も標高の高い駅になるそうです。

逆に標高が低い駅は、国鉄時代の駅では東京の馬喰町駅(-30.58m)、現在では青函トンネルの吉岡海底駅(-149.5m)だそうです。海底の駅も涼しそうですね(*´∀`*)

そして、線路を渡って改札を目指すと見えてくる教会のような建物が…

なんと駅舎になっています!メルヘンチックでかわいらしいですね!

ちなみに野辺山駅の隣は、かつて「高原の原宿」とも呼ばれて賑わった清里高原の最寄り駅である「清里駅」なので、野辺山と合わせて観光するのも良いかもしれません♪
ちなみにかつて若者で大いに賑わっていた清里が今どうなっているかというと…
詳しくは「ふぁんし~な夢を見よう!「高原の原宿」清里の今・・・」をご覧ください!

清里駅前には観光案内所やお土産屋さんがありました。思ったよりも賑やかです。
ちなみに肝心の涼しさですが、さすがにお盆ということもあり、日が当たると意外と暑い…(;´Д`)ですが風が吹いたり日陰に行くとひんやりしてとっても涼しいです!来て良かった!

さて駅前をぶらぶらした後は駅から1.5kmほど離れたところにある野辺山SLランドに行きたいと思います!駅前でレンタサイクルを借りることもできますが、ここは高原の風を感じながら歩いて行くことにしました。

ちなみに、この野辺山SLランドは2018年8月をもって閉園してしまいました。今回の訪問から5年後、閉園前の最後の夏に再訪した際の様子は「野辺山SLランド」を閉園前の最後の夏に訪れましたをご覧ください。

野辺山駅から20分ほど歩くと…「野辺山SLランド」に到着です!

DSC03588

こちらが園内の案内図です。
ミニ鉄道などがある小さな遊園地ですが、家族連れで賑わっていました。
入園無料なので気軽に寄ることができます!

こちらが野辺山SLランドのメインアトラクションであるSL(蒸気機関車)です。
本物の動くSLに乗ることができ、園内をゆっくり一周します。

小さなSLですが蒸気を上げて力強く走る姿は圧巻でした!
ちなみにこのSLは土日祭日・ゴールデンウィーク・夏休み期間に運行していて、それ以外の日はディーゼル機関車が運行しているそうです。

こちらはお花畑を走るミニ鉄道、スイスレーティッシュ鉄道です。なんと自分で運転できるそう!
お花畑もきれいに手入れされていてとても良い雰囲気でした。

バッテリーカーやゴジラメリーゴーランド・売店などがあるコーナーも。

園内に保存されているこのSLは「井笠7号」というもので、岡山県の井笠鉄道で1961年まで運行されていたそうです。

こちらが野辺山SLランドのメインハウスです。
手作りオルゴールの体験工房や、授乳室、ゲームコーナーなどが入っています。

野辺山SLランドは小さいながらもとってもわくわくさせられる遊園地でした。
お子様だけでなく、大人も子供の気分に戻って楽しめるはず。
今回は園内を見て回っただけだったので、いつかSLに乗りに行きたいです!

さて、野辺山SLランドをまったり楽しんだ後は少し寄り道しつつ野辺山駅に戻ります。その寄り道先はというと…

JR鉄道最高地点です!
冒頭で訪れた野辺山駅は「JRで日本一高いところにある駅」でしたが、こちらは「JRで日本一高いところにレールが通っている地点」になります。
標高は1375mで、野辺山駅よりさらに30mほど高いところにあります。
ちなみに野辺山SLランドから1.2kmほど、野辺山駅からは2.5kmほどのところにあります。

JR鉄道最高地点の標識が近くにも。こちらには幸せの鐘がついていました。

最高地点はこのように踏切になっており、近くにはレストランやお土産屋、ホテルや神社などがあり賑やかな雰囲気です。

またここは分水嶺にもなっており、雨水が太平洋に流れ込むか日本海に流れ込むかの境界になっているそうです。
ちなみに電車でここを通過する際にはちゃんと最高点であることをアナウンスしてくれますので、時間が無くて降りられない…という方もアナウンスと車窓を要チェックです!

さて、JR鉄道最高地点をチェックした後は歩いて野辺山駅に戻ります。
ちなみに、上の写真の中央左よりにちらっと見えているのが野辺山国立天文台の電波望遠鏡のパラボラアンテナです。口径が45mもあるので野辺山のあちこちから見ることができます。

雄大な八ヶ岳もとても良く見えます!

夏の空と線路…どこまでも旅に出たくなりますね!!

コスモスが咲いているところも。まだまだ暑いですが秋の気配も見え隠れしています。

辺りはこのように畑が広がっており、のどかな雰囲気です。

駅前の公園まで戻ってきました。ここにもSLが保存してありました。

短い時間でしたが、野辺山でのプチ避暑を楽しむことができました。高原のさわやかな風と緑を感じることができ、街の喧騒・下界の暑さに疲れた際にリフレッシュできること間違いなしです!

この記事についてのコメントをお気軽にどうぞ

お寄せいただいたコメントは管理者の承認後に表示されます。

ABOUT

遊園地だいすきユニット 369days みるくでいず について

遊園地やメリーゴーランドがだいすきなmikkoとmilfordのユニット。
「遊園地は大人になってからがおもしろい!」をコンセプトに、書籍、公式サイト、フリーペーパー「ゆうえんちdays」、メディアなどを通じて遊園地の魅力やおでかけスポットを紹介しています。

369days紹介記事メディア出演履歴お問い合わせ

mikko みっこ

大学の卒業論文で遊園地について書くほど遊園地が好き!珍スポット、レトロスポットも大好き!「永原さくら」という名前で、アニメソング・ゲームソングの作詞をしています。

milford みるふぉーど

遊園地や旅行で街を巡ること、猫、片付けが好き!