「廃墟の女王」摩耶観光ホテル調査ツアー
~その2 現在編・内部写真①~
さあ!「廃墟の女王」摩耶観光ホテルの内部に潜入です!
入口でヘルメットが配られました。
今回は4階から入り、建物見学ツアーが始まりました。
案内してくださるのは、NPO法人J-heritage代表の前畑洋平さん。
建物に入ってすぐに目の前に広がった光景がこちら。
ステージです。
このステージ、以前は落書きだらけだったそうですが、2016年に公開された映画「デスノート Light up the NEW world」の撮影に使用された際に塗り直されたんだそうです。
廃墟らしさが出ている、美しい塗り直し方ですね~。
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以前の調査には、営業中にこのステージで踊ったことのある方が来たんですって!
マヤカンの内部を一気に見ていきましょう!
所々に落書きが。。。
営業中には、ここでビアガーデンをやっていたそうです!
屋根も付いていたそうで、柱が残っていますね~。
その1に掲載したポストカードにこの部分の写真がありました!
↑この写真に写っているタイヤ、「戦時中にB29が落としていった」という都市伝説があるそうですが、それはウソで・・・
営業中は屋上でベンチとして使っていたものだそうです!
ただ、タイヤ自体はB29と同じ型番のものだそうなので、そんな都市伝説が生まれたんでしょうね(゚Д゚)
あっ、昭和っぽい花柄のレトロな炊飯器が・・・!
さてさて・・・マヤカンといえばこの景色!
通称:額縁の間 です。
ここはかつて、高級な客室のお風呂だったそうです。
ここでお風呂入ってみたいですよね!そんなイベント開催されないかな~~ |д゚)チラッ
額縁の間の反対側。
お風呂といえばこちらもっ!
普通の客室のはずなのに、赤丸の部分に女性がシャワーを浴びている落書きがあります。
実はマヤカン、これまでにも休業を繰り返していて、第3形態まであったのです!
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第1形態・・・1929年~1945年の営業
1945年~1960年 第二次世界大戦で休業
第2形態・・・1961年~1967年の営業
1967年~1974年頃 台風などの影響で休業
第3形態・・・1974年頃~1993年 学生センターとして営業
1993年~ ←イマココ!
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どうやらこの落書きは、第1形態と第2形態の間の廃墟時代に廃墟マニアがしたものだろう。
第1形態時代はここはお風呂で、落書きされた壁の上に目隠しの壁を貼って、第2形態時代は客室に変わったのだろう。その後、目隠しの壁がぺろーんと剥がれ現在の姿に・・・
という考察がなされていました・・・
なるほど・・・
昭和35年(=1960年)と書かれた落書きも発見!
まさに、第2形態として出発する直前ですね。
大食堂
左側のソファは、廃墟となってからアダルトビデオの撮影で持ち込まれて最初は真っ赤だったけれど、だんだんと色が馴染んできたそうです(笑)
その1に掲載したポストカードに大食堂の写真がありました!
大食堂の入り口です。
大食堂の片隅には当時のかき氷機が!
大広間
右のシャンデリアは、つい先月落下したそう・・・(;゚Д゚)
崩壊のスピードが速くなっているそうです。。。
早急な保存が必要ですね!
学生センター時代にここに置いてあった卓球台で侵入をガードしています!
夢中で撮影をしていると、案内人の前畑さんから
「これから、1階部分に外から向かいます。行ってみたい人はついてきてください!」というアナウンスが。
もちろん行きます!!
内部写真、まだまだ続くよ~~!!
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